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【絶対にハズさない!会社設立祝い】人気の贈り物とマナーとタブー

「知人が会社設立するんだけど、お祝いって何にしよう…。」
「設立祝いの贈り物にもマナーとかタブーってあるのかな?」

これらの疑問に即座に回答を出せなければ、記事を読み進めてください。

知っていて当たり前と思われがちな『会社設立祝いの贈り物の常識』について、詳しく解説していきます。

この記事を読むことで、

  1. 創業時に喜ばれる贈り物
  2. 失礼のない設立祝いのマナー

について習得可能。

創業される社長様の【新たな門出(かどで)】に華(はな)を添えることができます。

目次

【ハズさない!】会社設立祝いに最適の贈り物「6種類」

会社設立の際の“お祝い品”として定評のある贈り物は以下の6つ。

  1. お金
  2. カタログギフト
  3. お花・観葉植物
  4. お酒
  5. 食べ物
  6. インテリア雑貨

それぞれについて解説していきます。

【気になるマナー1】会社設立祝いの相場金額


会社設立祝いの相場金額は、あなたと贈る相手がどのような関係かによって異なります。

以下の表を参考にしてください。

【「贈る相手との関係」と「会社設立祝いの相場金額」】

「贈る相手との関係」 「会社設立祝いの相場」
友人 3,000円~5,000円
頻繁に接している知人、親戚 10,000円~30,000円
法人としての関係 10,000円~50,000円

 

【気になるマナー2】会社設立祝いを送る時期

会社設立祝いを送る時期は2通りあります。

  1. 会社設立日の1週間前から前日に送る
  2. 会社設立の当日に直接持参する

ただし注意点として、花を送る場合はできるだけ設立日前日か当日にお届けしましょう。

また、縁起を気にする人に贈る場合は「仏滅」の日にお祝い品が届かないよう調整するのが得策です。

【会社設立祝いに最適な贈り物①】お金

お祝い品として“お金”を送るのは最も実用的な選択です。

贈り物としてお金が喜ばれる理由は3つ。

  • 好きなときに使える
  • 好きなモノが買える
  • かさばらない

それだけでなく、贈る側も「お祝い品のチョイスに迷わない」という利点アリ。

お金は“もらう側”と“贈る側”の双方にとって利便性の高いプレゼントです。

【気になるマナー3】ご祝儀袋について

ご祝儀袋は、「熨斗(のし)」と「水引(みずひき)」のあるものを用い、以下のマナーに注意しましょう。

ご祝儀袋に関する注意すべきマナー

  「水引(みずひき)」 「表書き」
注意すべきマナー ・「あわじ結び」ではなく「蝶(ちょう)結び」のものを選ぶ 筆か筆ペンで記入する
楷書(かいしょ)で書く
・お祝いの内容を4文字(死文字)にしない⇒「設立御祝」「創業祝い」など
・名前はお祝い内容よりも少し小さめ、フルネームで書く

 

お金を贈るときの選択肢は2種類。

  1. 現金
  2. ギフト券

それぞれの特徴を示していきます。

現金

現金はギフト券よりも使える場所が多く、とても便利な贈り物。

ただし、中には「現金は生々しいからイヤだ」と思う人もいますので、相手が“現金嫌い”かどうか確認しておくのが得策です。

【気になるマナー4】包む現金について

ご祝儀として現金を包む場合は、必ず新札を包みましょう。

使い古した紙幣をご祝儀袋の中に入れるのはマナー違反にあたります。

ギフト券

ギフト件は現金ほど利便性は高くないものの、現金の“生々しさ”を緩和

“現金嫌い”のお相手には、ギフト券の方が喜ばれるはずです。

【会社設立祝いに最適な贈り物②】カタログギフト

設立祝いの贈り物をカタログギフトにする場合、もらう側には3つのメリットがあります。

  1. カタログの中から好きなモノを選べる
  2. 開業時のドタバタから、少し間を開けて商品を手に入れられる
  3. 現金のような生々しさがない

また、贈る側も下記のような好都合がアリ。

  • 祝い品のチョイスを相手に任せるので失敗が少ない
  • 安価な商品カタログでも、低額の現金を渡すよりもガッカリされにくい
  • 現金の受け渡しよりもカジュアルで、祝儀袋などのマナーもない

カタログギフトはもらう側、贈る側の双方が手軽なため、今後さらに人気が増すはずです。

【会社設立祝いに最適な贈り物③】植物

会社設立祝いに贈る“植物”としては、以下のようなものがアリ。

  1. 胡蝶蘭(こちょうらん)
  2. スタンド花
  3. フラワーアレンジメント
  4. 観葉植物

それぞれについて解説していきます。

【気になるマナー5】植物を贈るときは“立て札”を

設立祝いに植物を贈る場合は、長方形の立て札を立てましょう。

マナーなのはもちろんのこと、お祝いの植物は多くの人目に触れる場所に置かれることがほとんどなので、あなた自身やあなたの会社名のアピールにもなります。

通常は縦書きで、右側から

  1. 相手の会社名・社長様の名前
  2. 「会社設立御祝」などの言葉
  3. あなたの名前

の順番で書きます。

送り先の社長様と親しい間柄であれば、横書きの立札でも構いません。

その場合は、上から

  1. 相手の会社名・社長様の名前
  2. 「会社設立御祝」などの言葉
  3. あなたの名前

の順番で書きましょう。

胡蝶蘭(こちょうらん)

胡蝶蘭の花言葉は「幸福が飛んでくる」。

設立祝いとして人気の贈り物。

1カ月~3カ月ほど花を咲かせ、光触媒加工をしているものは消臭効果もあります。

【注意】胡蝶蘭は管理が大変

胡蝶蘭はとても繊細で、

  • 水やり
  • 肥料
  • 温度

など、丁寧に管理しないと良い状態を維持できません。

多忙を極めていたり、こまめな手入れが苦手な社長様には贈らない方が無難です。

スタンド花

とても華やか存在感のある“スタンド花”は、創業祝いとしては安定した人気。

ただしスタンド花はサイズの大きいものが多いので、会社が狭い場合は社内が窮屈になってしまいます。

フラワーアレンジメント

フラワーアレンジメントは、花の贈り物としては一番人気です。

胡蝶蘭ほど繊細でなく、スタンド花ほど大々的な祝いでもなく、フラワーアレンジメントはとてもカジュアル

予算も5,000円~1,5000円くらいの中から、状況に合わせて柔軟に選択できます。

観葉植物

観葉植物には以下のような効果アリ。

  1. リラックス効果
  2. 空気清浄効果

観葉植物があることで職場に“和み”が生まれ、労働環境も良くなります。

その一方で、

  • が集まりやすい
  • 世話するのに手間がかかる

といった欠点がありますので、虫が極度に苦手だったり観葉植物の手入れが面倒だと思う社長様には贈らないようにしましょう。

創業祝いにオススメの観葉植物は以下の4つです。

【創業祝いにオススメの観葉植物】

「観葉植物」 「特徴」 「花言葉」
ドラセナ

見た目が美しくどんな職場にも似合う。

別名“幸せの木”。

幸福・隠しきれない幸せ
パキラ

とても丈夫で枯れにくい。

別名“青年の木”。

勇壮
ユッカ

湿気や乾燥、害虫にも強い。

生命力が強く、どこを切ってもきれいな状態に再生する。

快活
ポトス 環境に対する適応力が高く、初心者でも安心して育てられる。 永遠の富

【会社設立祝いに最適な贈り物④】お酒

設立祝いを贈る社長様がお酒好きであれば、お酒をプレゼントするのも得策です。

設立祝いに相応しいお酒として人気なのは以下の3種類。

  1. 日本酒
  2. 鏡開き
  3. シャンパン

それぞれ解説していきます。

日本酒

日本酒も会社設立祝いとしては、かなりメジャーな商品です。

しかし非常に多くの銘柄の中から、設立祝いに相応しい日本酒をチョイスするのは、骨の折れる作業。

この記事で会社設立に相応しい“縁起の良い日本酒”を紹介します。

有名どころは以下の3つ。

  • 国士無双
  • 開運
  • 東一(あづまいち)

それぞれの銘柄の「商品名の由来」を以下の表にまとめましたので、ご覧ください。

【創業祝いに相応しい日本酒の「銘柄」と「名前の由来」】

「銘柄」 「商品名の由来」
国士無双

国士:その国の中で最も優れている人物

無双:並ぶ者のないという意味

開運 運が開けることを願って命名
東一(あづまいち) 東洋一の酒になることを願って命名

鏡開き

設立の記念に鏡開きをすることで、とても縁起の良いスタートを切れます。

プレゼントする場合は、他の人が既に鏡開きを贈っていないか、事前に確認しておくのが得策。

最近では、机の上で手軽に行える“ミニ鏡開きセット”もありますので、送り先の会社が狭い場合も鏡開きで盛り上がることができます。

シャンパン

お洒落な雰囲気の会社にプレゼントを贈る場合は、日本酒よりシャンパンの方が喜ばれることもアリ。

シャンパンは日本酒よりも華麗ラグジュアリー

ボトルに会社名や設立日を印字できるサービスもあります。

【会社設立祝いに最適な贈り物⑤】食べ物

会社設立祝いの贈り物に相応しい食べ物は、以下のようなモノがあります。

  1. 果物
  2. お菓子
  3. ケーキ

いずれもほとんどの場合、万人に好まれるので無難で確実な贈り物。

ぞれぞれの「保存期間」は以下の表に簡単にまとめました。

「食べ物」 「保存期間」
果物 数日~数カ月
お菓子 1日~数年
ケーキ 1日~2日

【会社設立祝いに最適な贈り物⑥】インテリア雑貨

会社設立祝いに向いているインテリア雑貨は以下の6種類。

  1. 招き猫
  2. 花瓶
  3. 置時計
  4. コーヒーメーカー
  5. 加湿器・空気清浄機
  6. 絵画

それぞれの特徴を説明していきます。

招き猫

商売繁盛を願う“招き猫”は今でも年配の社長様を中心に、縁起モノとして好まれる傾向があります。

プレゼントする場合は、宗教的な感じがしない可愛らしいモノを選びましょう。

また、縁起モノに興味の無い社長様にとっては完全に不要ですので、前もって送り先の社長様に確認しておくのが良いです。

花瓶

花瓶の贈り物は、贈り先の社長様に喜ばれるのはもちろんのこと、社長様に「気が利く」と思ってもらえます。

会社設立時には、お祝いにとても多くの“花”を頂くことが多いので、花を挿し分ける場所があれば便利

デザインもできるだけお洒落なモノを選ぶことで、社長様の満足度も高まります。

置時計

創業祝いのマナーとして腕時計を贈るのは良くないのですが、置時計は大丈夫です。

設立を祝って、置時計に「会社名」や「ロゴマーク」を入れるのも粋な計らい。

ただし“置時計”である以上、必ず置く場所が必要になりますので、大きすぎるモノは控えましょう。

コーヒーメーカー

コーヒーメーカーはコーヒー好きの社長様にとっては最高のプレゼントです。

コーヒーメーカーは、“あると便利だけど自分では買いづらいモノ”の代表格。

とりわけ社長様だけでなく他の社員様もいる場合、社長様が創業期に嗜好品(しこうひん)であるコーヒーメーカーを購入すると、

「大事な時期にコーヒーメーカーなんか買って…。」

と社員様から反感を買うことも考えられます。

しかし創業祝いのプレゼントであれば、コーヒーメーカーを受けとって使用すべき正当な理由が出来上がります。

その結果、社員様からの反感を抑えつつ、社長様は美味しいコーヒーを毎日飲めるのです。

加湿器・空気清浄機

加湿器・空気清浄機は女性社員がいる場合、とても喜ばれます。

特に創業期は何かと忙しくなることが多いため、湿度や空気に敏感な社員の方も、

「加湿器が欲しいです。」
「空気清浄機を買ってください。」

と主張しづらいことが多々。

そのような問題は、会社設立の段階で加湿器・空気清浄機をプレゼントすることにより解決。

結果、あなたのプレゼントのおかげで社内の雰囲気が良くなるのです。

絵画

設立祝いのプレゼントして絵画を贈るのはとても洒落(しゃれ)てます。

殺風景な新しいオフィスに1枚の絵画が存在することで、雰囲気がガラッと変わります。

問題点としては、絵画のチョイスに相当なセンスが必要なこと。

あまり高価な絵画をプレゼントすると、送り先の社長様が「お返し」を頑張らなければならなくなります。

一方、安価で優れない絵画を送ってしまうと、社内の雰囲気が良くなるどころか逆効果のこともアリ。

送り先の社長様の好みを知っており、かつ、チョイスに自信ある場合のみ、絵画をプレゼントしましょう。

【絶対ダメ!】会社設立祝いに贈ってはいけないモノ「5種類」

会社設立祝いとして贈ってはいけないモノは大きくわけて5種類あります。

  1. 赤いモノ
  2. 言葉の縁起が悪いモノ
  3. お葬式の香典(こうでん)返しで使われるモノ
  4. 失礼なモノ
  5. 宗教的なモノ

それぞれについて、説明していきます。

【会社設立祝いに贈ってはいけないモノ①】赤いモノ・火を連想させるモノ

創業祝いのプレゼントに“赤いモノ”や“を連想させるモノ”は禁物。

“赤いモノ”や“火を連想させるモノ”は「赤字」や「火事」の象徴です。

そのようなネガティブなイメージを抱きながら、創業の門出を迎えて欲しくないですよね。

よく贈られる“赤いモノ”や“火を連想させるモノ”の例としては、

  • バラの花
  • ライター・灰皿・キャンドル・ファンヒーター

などがあります。

バラの花

創業祝いとして、バラの花を贈るのはやめておきましょう。

バラは単に「赤い」というだけでなく、バラというワードは「トゲの象徴」「ばらばらの象徴」でもあります。

とても美しく可憐な花ではありますが、創業祝いとしてはかなり縁起が悪いので控えてください。

ライター・灰皿・キャンドル・ファンヒーター

ライター、灰皿、キャンドル、ファンヒーターは、いずれも火を連想させます。

新しい会社が火事になったら悲惨ですよね。

そのようなネガティブなイメージを相手に抱かせないよう、配慮を心がけましょう。

【会社設立祝いに贈ってはいけないモノ②】言葉の縁起が悪いモノ

創業祝いを贈る際、「言葉の縁起が悪いモノ」はやめておきましょう。

言葉の縁起が悪いモノとして特に有名なのは以下の2つ。

  • くし
  • ハンカチ

とりわけ中高年の社長様にプレゼントする場合は、“言葉のゴロ”に敏感な人も多いので注意が必要です。

櫛(くし)

髪をとくための櫛(くし)ですが、「苦死(くし)」という風に解釈されることも。

プレゼントとして贈る場合は縁起が悪いとされます。

ハンカチ

ハンカチは日本語では「手巾(しゅきん)」。

この漢字は「手巾(てぎれ)」と読むこともできるため、“手切れ”を連想させます。

【会社設立祝いに贈ってはいけないモノ③】お葬式の香典(こうでん)返しで使われるモノ

お葬式の際にもらうようなモノを、会社設立祝いに贈るようなことは慎みましょう。

その代表例は以下の2つ。

  • お茶
  • 海苔(のり)

これらはお葬式の「香典(こうでん)返し」として頻繁に使用。

お茶”や“海苔(のり)”を会社設立祝いとしてもらった社長様は、

「何だかお葬式みたいだな…。」

と複雑な気持ちになってしまいます。

【会社設立祝いに贈ってはいけないモノ④】失礼なモノ

目上の人に対する贈り物として、“失礼”に当たるモノは以下のとおり。

  1. 下着
  2. 靴下・スリッパ・マット
  3. 腕時計・カバン・万年筆

それぞれについて説明していきます。

下着

下着は洋服の下に着るものなので、「相手を下に見ている」という解釈になってしまいます。

特に目上の人に対しては不要な誤解を招かないためにも、下着のプレゼントはやめておきましょう。

靴下・スリッパ・マット

靴下・スリッパ・マットというのは、すべて「踏みつけるモノ」にあたり、失礼になってしまいます。

いずれも実用的な品物ですが、かなり親しい間柄の人以外には贈るべきではありません。

腕時計・カバン・万年筆

腕時計・カバン・万年筆などのビジネス用品をプレゼントした場合は、「もっと勤勉に働きなさい」という意図になってしまいます。

会社創業期の社長様が勤勉に働くことは当然ですから、こちらから“煽(あお)る”ようなメッセージを発するのはやめておきましょう。

【会社設立祝いに贈ってはいけないモノ⑤】宗教的なモノ

会社設立祝いに宗教的な色の濃い物品を送るのはやめておきましょう。

あなたが良かれと思って宗教的な物品を贈ったとしても、相手が宗教に興味がなければその物品には価値がなく、処分もしづらいですよね。

宗教的な物品の代表例としては、

  • 御札(おふだ)・お守り
  • パワーストーン

などがあります。

御札(おふだ)・お守り

御札(おふだ)やお守りは、もらった側が困ることがほとんど。

かと言って捨てるわけにもいかず、贈られた側の悩みを増やすことになります。

パワーストーン

パワーストーンも御札やお守りと同様、かなり宗教色が強いと言えます。

パワーストーンは美しいものも多く、インテリアと考えることもできますが、やはり通常のインテリアの方が無難。

設立祝いのプレゼントに、あえてパワーストーンを選ぶ必要性はありません。

【新会社の門出に最高の華を】「ハズさない会社設立祝い」を「最善のマナーをもって」贈る

この記事では【会社設立のお祝い】に関して、オススメの品物とマナーとタブーを紹介しました。

最終的にどの品物を選ぶのかはお任せしますが、いずれを選択した場合も

「送り先の社長様に喜んでもらいたい

という切実な想いがあれば、お祝いは成功します。

大切な社長様の【新たな門出】に最大限の“ホスピタリティ”をもって、あなたらしく華を添えましょう。

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